昨日に発表のありました技術士第二次試験 筆記試験ですが、今年は建設部門、総合技術監理部門ともに合格者数がとても少ないです。
建設環境は38名、総監-建設建設環境は8名です。
実はわたしのところにまだ合格の連絡がどなたからも来ていません。。。
平成23年から添削指導を始めてこのような事態は初めてのことです。
また、地元で活動しているSUKIYAKI塾沖縄でいごの会の口頭試験対策セミナーにもまだ応募がありません。こんなことはかつてありませんでした。
沖縄試験会場での合格者数を数えると一般部門で15名、総監で1名のみとなっています。
必須科目の択一(マークシート)が難しかったことが原因とも考えられます。
来年からは一般部門では択一がなくなり論文のみとなります。
いよいよ記述論文の添削活動を強化すべし、と考えているところです。
★わたし個人の活動でも記述論文の添削講座を開設しています。
来年の試験に向けてたくさん添削を受けながら論文を練り上げたいかたは連絡ください。
また、再現論文に対するコメント評価(3,000円)では、不合格要因、あるいは択一でクリアできなかったかたの記述論文の成績を推定することもできます。
ぜひどうぞ。
添削講座のご案内
来年からは試験方法が変わります。早めのスタートが肝心だと思います。
諦めないひとを応援します。
2018年10月31日水曜日
2018年10月30日火曜日
H30技術士筆記試験の合格発表
本日6時前に技術士第二次試験 筆記試験の合格発表がありました。
今年は建設部門、総合技術監理部門ともに合格者数がとても少ないですね。
建設環境は38名、総監-建設建設環境は8名です。
どちらも択一が難しかった影響でしょうか。。。
そんな超難関にもかかわらず、筆記試験に合格された皆さん、誠におめでとうございます!
技術士まであと一息です。せっかくつかんだチャンスですから、いよいよ120%頑張ってください!
●建設環境はこれまで11月下旬~12月中旬にかけて行われていますから、残すところあとひと月からひと月半といったところだと思います。
時間があるようであっという間に試験日を迎えますのでご自身の業務経歴の整理は言わずもがな、加えて技術士法など技術士という資格を定義づけている法律の条文を暗記するとともに、倫理面についても勉強しておいてくださいね。
口頭試験については過去ログの投稿記事やSUKIYAKI塾HPを参考にしてみてください。
●総監は1月になると思います。あっという間のようで意外とたっぷり時間があります。
試験までの正味2か月ちょっとの期間、じっくりとご自分の業務や職場での役割を総監の目線で整理してください。
とにもかくにも今日は喜びを遠慮することなく爆発させてください!そして明日から準備に取り掛かってください。
応援します!
★SUKIYAKI塾沖縄でいごの会ではAPECさんをお迎えして口頭試験対策セミナーを開催します。
模擬面接も行いますので沖縄県在住のかたは奮ってご参加ください。
SUKIYAKI塾沖縄でいごの会HP
残念な結果となってしまったかたへ
いろいろなことを犠牲にして試験勉強を頑張ってきたひとは本当にツライ結果だと思います。
今日のこの結果が最終結果ではもちろんありません。
この試験は諦めなければ合格できます。特に試験方法が変わる来年はチャンスだと思います。
合格するまで諦めてしまわないよう自分で自分を奮い立たせて再挑戦してください。
落ち着いたらまずは敗因の分析をしっかりと行って、ご自分の弱点を冷静に把握してください。
あとはそれを修正するだけですから。ここで来年の試験で差がつくはずです。
先にも書きましたが、来年からは試験方法が変わります。早めのスタートが肝心だと思います。
諦めないひとを応援します。
記述論文の添削講座を開設しています。
来年の試験に向けてたくさん添削を受けながら論文を練り上げたいかたは連絡ください。
また、再現論文に対するコメント評価(3,000円)では、不合格要因、あるいは択一でクリアできなかったかたの記述論文の成績を推定することもできます。
ぜひどうぞ。
添削講座のご案内
今年は建設部門、総合技術監理部門ともに合格者数がとても少ないですね。
建設環境は38名、総監-建設建設環境は8名です。
どちらも択一が難しかった影響でしょうか。。。
そんな超難関にもかかわらず、筆記試験に合格された皆さん、誠におめでとうございます!
技術士まであと一息です。せっかくつかんだチャンスですから、いよいよ120%頑張ってください!
●建設環境はこれまで11月下旬~12月中旬にかけて行われていますから、残すところあとひと月からひと月半といったところだと思います。
時間があるようであっという間に試験日を迎えますのでご自身の業務経歴の整理は言わずもがな、加えて技術士法など技術士という資格を定義づけている法律の条文を暗記するとともに、倫理面についても勉強しておいてくださいね。
口頭試験については過去ログの投稿記事やSUKIYAKI塾HPを参考にしてみてください。
●総監は1月になると思います。あっという間のようで意外とたっぷり時間があります。
試験までの正味2か月ちょっとの期間、じっくりとご自分の業務や職場での役割を総監の目線で整理してください。
とにもかくにも今日は喜びを遠慮することなく爆発させてください!そして明日から準備に取り掛かってください。
応援します!
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模擬面接も行いますので沖縄県在住のかたは奮ってご参加ください。
SUKIYAKI塾沖縄でいごの会HP
鹿苑寺の金閣
【京都市北区金閣寺町】
【京都市北区金閣寺町】
残念な結果となってしまったかたへ
いろいろなことを犠牲にして試験勉強を頑張ってきたひとは本当にツライ結果だと思います。
今日のこの結果が最終結果ではもちろんありません。
この試験は諦めなければ合格できます。特に試験方法が変わる来年はチャンスだと思います。
合格するまで諦めてしまわないよう自分で自分を奮い立たせて再挑戦してください。
落ち着いたらまずは敗因の分析をしっかりと行って、ご自分の弱点を冷静に把握してください。
あとはそれを修正するだけですから。ここで来年の試験で差がつくはずです。
先にも書きましたが、来年からは試験方法が変わります。早めのスタートが肝心だと思います。
諦めないひとを応援します。
記述論文の添削講座を開設しています。
来年の試験に向けてたくさん添削を受けながら論文を練り上げたいかたは連絡ください。
また、再現論文に対するコメント評価(3,000円)では、不合格要因、あるいは択一でクリアできなかったかたの記述論文の成績を推定することもできます。
ぜひどうぞ。
添削講座のご案内
2018年10月23日火曜日
グリーンインフラポータルサイト
技術士1次試験の正答が発表されましたがいかがでしたでしょうか。
そして技術士第2次試験筆記試験の合格発表まであと1週間となりました。
だんだんドキドキしてきましたね。
そんな気を紛らすのにうってつけなウエブサイト、というわけではないですが国交省のサイトにグリーンインフラのポータルサイトがつくられました。さっそくにセミナーも開催されるようですのでお近くの方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
グリーンインフラとは?
○グリーンインフラの当面の考え方
グリーンインフラを取り巻く国内外の状況に関する調査結果、従来の当省の取組を踏まえ、グリーンインフラの当面の考え方をとりまとめました。
そして技術士第2次試験筆記試験の合格発表まであと1週間となりました。
だんだんドキドキしてきましたね。
そんな気を紛らすのにうってつけなウエブサイト、というわけではないですが国交省のサイトにグリーンインフラのポータルサイトがつくられました。さっそくにセミナーも開催されるようですのでお近くの方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
千なりパパイヤ
【名護市大浦】
グリーンインフラ
平成27年度に閣議決定された国土形成計画、第4次社会資本整備重点計画では、「国土の適切な管理」「安全・安心で持続可能な国土」「人口減少・高齢化等に対応した持続可能な地域社会の形成」といった課題への対応の一つとして、グリーンインフラの取組を推進することが盛り込まれました。
国土交通行政分野に関わる方々にグリーンインフラの概念が浸透することを目的に、地方公共団体、特に社会資本整備に関係する方々、建設等業界の方々等にご覧頂くことを念頭に、参考となる資料を随時公開していきます。
平成27年度に閣議決定された国土形成計画、第4次社会資本整備重点計画では、「国土の適切な管理」「安全・安心で持続可能な国土」「人口減少・高齢化等に対応した持続可能な地域社会の形成」といった課題への対応の一つとして、グリーンインフラの取組を推進することが盛り込まれました。
国土交通行政分野に関わる方々にグリーンインフラの概念が浸透することを目的に、地方公共団体、特に社会資本整備に関係する方々、建設等業界の方々等にご覧頂くことを念頭に、参考となる資料を随時公開していきます。
○グリーンインフラの当面の考え方
グリーンインフラを取り巻く国内外の状況に関する調査結果、従来の当省の取組を踏まえ、グリーンインフラの当面の考え方をとりまとめました。
- 「グリーンインフラ」とは、社会資本整備や土地利用等のハード・ソフト両面において、自然環境が有する多様な機能(生物の生息の場の提供、良好な景観形成、気温上昇の抑制等)を活用し、持続可能で魅力ある国土づくりや地域づくりを進めるもの。(*現行の国土形成計画における定義と同様)
- 従って、自然環境への配慮を行いつつ、自然環境に巧みに関与、デザインすることで、自然環境が有する機能を引き出し、地域課題に対応することを目的とした社会資本整備や土地利用は、概ね、グリーンインフラの趣旨に合致する。
- これらの取組は、河川、海岸、都市、雨水貯留浸透、道路、国土管理等既往の社会資本整備や土地利用に多く見られることから、こういった取組を「グリーンインフラ」と呼称するか否かは、当面重要ではなく、かかる取組の推進により自然環境が有する機能を引き出し、地域課題に対応していくことを通して、持続可能な社会や自然共生社会の実現、国土の適切な管理、質の高いインフラ投資に貢献するという考え方が重要。
グリーンインフラを進めよう
様々なグリーンインフラの取組事例をご紹介いたします。
○取組等の事例
- 円山川の治水対策/ 同河川を軸とした生態系ネットワーク形成の取組
- 六甲山系グリーンベルト事業
- 新市街地の造成/ 良好な環境を持つ八王子南部の生活中心の拠点づくり
- 宮崎海岸の侵食対策(埋設護岸による海岸保全)
- 緑の防潮堤
- 多治見砂防国道事務所における里山砂防の取組
- 都市の防災向上のための都市公園整備、緑地保全の取組
- 山口県一の坂川におけるホタル護岸の整備と地域振興
- 麻機遊水地保全活用推進協議会
- 健康・レクリエーション空間を提供する都市公園、緑地
- 魅力ある市街地の形成を支援する都市公園整備、緑地、緑化
- 道路緑化の取組
- 浸透機能を持たせた植栽帯
- 都市環境維持・改善に資する都市公園整備、緑地保全、緑化推進
- 上西郷川の多自然川づくり
- 関東地域における生態系ネットワーク形成への取組
- 総合的な土砂管理(砂防、河川、海岸、港湾等の連携)
- 国土管理における複合的な施策等の推進について
グリーンインフラ推進セミナー
国土交通省が進める「グリーンインフラ」の考え方を広く普及するため、2017年度より各地域でグリーンインフラ推進セミナーを開催しています。
○2017年 グリーンインフラ推進セミナー
グリーンインフラの概念について理解を深めるとともに、地域づくりにグリーンインフラをどのように活用していくのかを考える機会として、平成29年11月17日(東日本会場)と11月28日(西日本会場)に、「グリーンインフラ」の取組推進に向けたセミナーを開催しました。
セミナー開催記録概要(東日本会場)
セミナー開催記録概要(西日本会場)
会場アンケート結果
セミナー開催記録概要(東日本会場)
セミナー開催記録概要(西日本会場)
会場アンケート結果
○2018年 グリーンインフラ推進セミナー
2018年度においても、グリーンインフラの概念について理解を深めるとともに、地域づくりにグリーンインフラをどのように活用していくのかを考える機会として、札幌・新潟・福岡で「グリーンインフラ」の取組推進に向けたセミナーを開催します。
※セミナー概要と申し込みはこちらから
※セミナー概要と申し込みはこちらから
2018年10月7日日曜日
技術士1次試験、お疲れさまでした
技術士1次試験、たいへんお疲れさまでした!
先月からこのかた台風が毎週のように襲来しましたが、全国的に試験はなんとか無事に済んだことと思います。
今回は試験監督として参加してまいりましたが、それにしても沖縄会場は例年以上に欠席者が多かったようです。もしかしたら台風24号、25号による停電によって試験前1週間勉強できずに受験を諦めてしまったひとがいたのかもしれません。。。
試験問題をみると、適性科目が結構むつかしいのにビックリしました。無勉ではなかなか厳しい感じです。それに最後の基礎科目はホントになぞなぞでした。
過去問に取り組んでおけば大丈夫、と周りの受験生に言ってはいたのですが、それでホントに大丈夫だったのか、なんとも言えませんね。。。
まっ、でも各科目ごとに正解50%以上で合格ですから。半分はなんとかイケていることを願っています。。。
とにもかくにも1週間後の10月15日(月)に正答が発表されると思いますから、答え合わせをして、手ごたえのあるひと、そして4年の業務経験をすでにお持ちのかたは、来年の2次試験に向けてスタートするのがいいと思いますよ。
勉強癖がついている今、続けてポンポーンと行っちゃってください。わたしの身近なひとも1次試験合格の翌年に2次試験を受験してそのまま合格したひとがいます。決して夢物語ではありません。
ただし来年の試験とはいいつつも、例年7月なので実質的にはあと8か月ちょっとしかありませんからしっかり準備は進めておいてください。
わたしも2次試験を受験するかたを応援、というかお手伝いしています。
平成31年度筆記試験対策 添削講座
頑張ってください(^^)/
先月からこのかた台風が毎週のように襲来しましたが、全国的に試験はなんとか無事に済んだことと思います。
今回は試験監督として参加してまいりましたが、それにしても沖縄会場は例年以上に欠席者が多かったようです。もしかしたら台風24号、25号による停電によって試験前1週間勉強できずに受験を諦めてしまったひとがいたのかもしれません。。。
試験問題をみると、適性科目が結構むつかしいのにビックリしました。無勉ではなかなか厳しい感じです。それに最後の基礎科目はホントになぞなぞでした。
過去問に取り組んでおけば大丈夫、と周りの受験生に言ってはいたのですが、それでホントに大丈夫だったのか、なんとも言えませんね。。。
まっ、でも各科目ごとに正解50%以上で合格ですから。半分はなんとかイケていることを願っています。。。
とにもかくにも1週間後の10月15日(月)に正答が発表されると思いますから、答え合わせをして、手ごたえのあるひと、そして4年の業務経験をすでにお持ちのかたは、来年の2次試験に向けてスタートするのがいいと思いますよ。
勉強癖がついている今、続けてポンポーンと行っちゃってください。わたしの身近なひとも1次試験合格の翌年に2次試験を受験してそのまま合格したひとがいます。決して夢物語ではありません。
ただし来年の試験とはいいつつも、例年7月なので実質的にはあと8か月ちょっとしかありませんからしっかり準備は進めておいてください。
わたしも2次試験を受験するかたを応援、というかお手伝いしています。
平成31年度筆記試験対策 添削講座
次は2次試験です!
頑張ってください(^^)/
2018年9月27日木曜日
環境アセス 実施上の課題(とその対応)
昨日、久しぶりに投稿したら調子づいたのか続けて記事をアップします。
環境アセス法改正からはや5年。実施上の課題とその対応が整理され、その報告書(案)についてパブリックコメントが始まりました。
報告書(案)には、環境アセスの流れに沿ったそれぞれの段階ごとの課題(とその対応)が整理されています。
基本的事項に関する課題及び必要な対応
1.計画段階配慮事項の選定(複数案の設定、配慮事項の選定、工事の実施に係る配慮事項の選定)
2.計画段階意見聴取指針(配慮書手続における意見聴取の期間)
3.環境影響評価項目等選定指針(環境影響評価項目及び手法の選定、ティアリングによるメリハリのある環境影響評価項目及び手法の選定、専門家等からの助言)
4.環境保全措置指針(「ベスト追求型」の評価及び環境保全措置)
5.報告書作成指針(事後調査及び報告書の記載内容)
環境影響評価制度の円滑な実施(に向けた検討事項)
(1)より上位の計画段階における環境影響評価の導入について
(2)配慮書の位置づけについて
(3)法の対象事業種の見直しについて
(4)法対象の規模要件未満の事業等の扱い及び簡易アセスについて
(5)情報交流の拡充について
(6)環境影響評価手続の再実施等について
(7)特定環境影響評価の取扱いについて
(8)累積的影響、複合的影響の取扱いについて
(9)環境保全の配慮についての審査結果の取扱いについて
(10)環境影響評価の技術手法等に関する情報収集等について
建設環境でも特に選択科目Ⅱで頻出の環境アセスです。
今後、問題解決・課題解決方面で出題されたら使える話題(課題とその対応策)が豊富です。
ぜひ斜め読みでも結構ですのでチェックしておいてください。
報道発表資料
環境アセス法改正からはや5年。実施上の課題とその対応が整理され、その報告書(案)についてパブリックコメントが始まりました。
報告書(案)には、環境アセスの流れに沿ったそれぞれの段階ごとの課題(とその対応)が整理されています。
基本的事項に関する課題及び必要な対応
1.計画段階配慮事項の選定(複数案の設定、配慮事項の選定、工事の実施に係る配慮事項の選定)
2.計画段階意見聴取指針(配慮書手続における意見聴取の期間)
3.環境影響評価項目等選定指針(環境影響評価項目及び手法の選定、ティアリングによるメリハリのある環境影響評価項目及び手法の選定、専門家等からの助言)
4.環境保全措置指針(「ベスト追求型」の評価及び環境保全措置)
5.報告書作成指針(事後調査及び報告書の記載内容)
環境影響評価制度の円滑な実施(に向けた検討事項)
(1)より上位の計画段階における環境影響評価の導入について
(2)配慮書の位置づけについて
(3)法の対象事業種の見直しについて
(4)法対象の規模要件未満の事業等の扱い及び簡易アセスについて
(5)情報交流の拡充について
(6)環境影響評価手続の再実施等について
(7)特定環境影響評価の取扱いについて
(8)累積的影響、複合的影響の取扱いについて
(9)環境保全の配慮についての審査結果の取扱いについて
(10)環境影響評価の技術手法等に関する情報収集等について
建設環境でも特に選択科目Ⅱで頻出の環境アセスです。
今後、問題解決・課題解決方面で出題されたら使える話題(課題とその対応策)が豊富です。
ぜひ斜め読みでも結構ですのでチェックしておいてください。
ウガン(御願)の島 大神島
報道発表資料
環境影響評価法に基づく基本的事項に関する技術検討委員会報告書(案)に対する意見募集(パブリックコメント)について
「環境影響評価法に基づく基本的事項に関する技術検討委員会報告書(案)」について、広く国民の皆様から御意見をお聴きするため、平成30年9月25日(火)から10月24日(水)までの間、パブリックコメントを実施いたします。
1.経緯
環境影響評価法に基づき、環境大臣は、環境影響評価の実施の基本となる考え方を「基本的事項」として公表することとされています。この「基本的事項」は、5年ごとを目途にその内容全般を点検し、その点検結果を公表することとされており、前回の改正から5年を経過したことから、点検を行う必要があります。
環境省では、この点検を行うに当たって、有識者からなる「環境影響評価法に基づく基本的事項に関する技術検討委員会」を平成30年6月に設置し議論を重ねてきたところです。
今般、本委員会の報告書(案)が取りまとめられたことから、本案について、広く国民の皆様からの御意見をお聴きするため、パブリックコメントを実施いたします。
添付資料
2018年9月26日水曜日
技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)
ここ沖縄にもサシバが飛来し、日差しはまだまだ強いとはいえ、風がなんだかひんやり涼しくなりすっかり秋っぽくなってきました。
筆記試験の合格発表まで早いものであとひと月ですね。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
わたしのブログ投稿記事の閲覧ランキングをみてみると、次年度試験に向けたネタが上位を占めています。次年度試験を受験するひとたちがチェックしてくれているのだと思います。
そんな方たちに向けて今日は投稿してみます。
3月末に日本技術士会から発表された『平成31年度 技術士試験の概要について』というPDFがあります。それによると、平成31年度試験からの技術士第二次試験の評価項目に「技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)」というのが掲げられています。
いったいどういったことなのか、『平成31年度 技術士試験の概要について』から抜粋します。
技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)
●専門的学識
・技術士が専門とする技術分野(技術部門)の業務に必要な、技術部門全般にわたる専門知識 及び選択科目に関する専門知識を理解し応用すること。
・技術士の業務に必要な、我が国固有の法令等の制度及び社会・自然条件等に関する専門知識を理解し応用すること。
●問題解決
・業務遂行上直面する複合的な問題に対して、これらの内容を明確にし、調査し、これらの背景に潜在する問題発生要因や制約要因を抽出し分析すること。
・複合的な問題に関して、相反する要求事項(必要性、機能性、技術的実現性、安全性、経済性等)、それらによって及ぼされる影響の重要度を考慮した上で、複数の選択肢を提起し、これらを踏まえた解決策を合理的に提案し、又は改善すること。
●マネジメント
・業務の計画・実行・検証・是正(変更)等の過程において、品質、コスト、納期及び生産性とリスク対応に関する要求事項、又は成果物(製品、システム、施設、プロジェクト、サービス等)に係る要求事項の特性(必要性、機能性、技術的実現性、安全性、経済性等)を満たすことを目的として、人員・設備・金銭・情報等の資源を配分すること。
●評価
・業務遂行上の各段階における結果、最終的に得られる成果やその波及効果を評価し、次段階や別の業務の改善に資すること。
●コミュニケーション
・業務履行上、口頭や文書等の方法を通じて、雇用者、上司や同僚、クライアントやユーザー等多様な関係者との間で、明確かつ効果的な意思疎通を行うこと。
・海外における業務に携わる際は、一定の語学力による業務上必要な意思疎通に加え、現地の社会的文化的多様性を理解し関係者との間で可能な限り協調すること。
●リーダーシップ
・業務遂行にあたり、明確なデザインと現場感覚を持ち、多様な関係者の利害等を調整し取りまとめることに努めること。
・海外における業務に携わる際は、多様な価値観や能力を有する現地関係者とともに、プロジェクト等の事業や業務の遂行に努めること。
●技術者倫理
・業務遂行にあたり、公衆の安全、健康及び福利を最優先に考慮した上で、社会、文化及び環境に対する影響を予見し、地球環境の保全等、次世代にわたる社会の持続性の確保に努め、技術士としての使命、社会的地位及び職責を自覚し、倫理的に行動すること。
・業務履行上、関係法令等の制度が求めている事項を遵守すること。
・業務履行上行う決定に際して、自らの業務及び責任の範囲を明確にし、これらの責任を負うこと。
●継続研さん
・業務履行上必要な知見を深め、技術を修得し資質向上を図るように、十分な継続研さん (CPD)を行うこと。
となっています。
『平成 31 年度技術士第二次試験に関する出題内容等について』によると、必須科目、選択科目のそれぞれで評価項目が異なっています。下記に貼り付けました。
【A】総合技術監理部門を除く技術部門
Ⅰ 必須科目
「技術部門」全般にわたる専門知識、応用能力、問題解決能力及び課題遂行能力に関するもの
【概 念】
●専門知識
専門の技術分野の業務に必要で幅広く適用される原理等に関わる汎用的な専門知識
●応用能力
これまでに習得した知識や経験に基づき,与えられた条件に合わせて,問題や課題を正しく認識し,必要な分析を行い,業務遂行手順や業務上留意すべき点,工夫を要する点等について説明できる能力
●問題解決能力及び課題遂行能力
社会的なニーズや技術の進歩に伴い,社会や技術における様々な状況から,複合的な問題や課題を把握し,社会的利益や技術的優位性などの多様な視点からの調査・分析を経て,問題解決のための課題とその遂行について論理的かつ合理的に説明できる能力
【出題内容】
現代社会が抱えている様々な問題について,「技術部門」全般に関わる基礎的な エンジニアリング問題としての観点から,多面的に課題を抽出して,その解決 方法を提示し遂行していくための提案を問う。
【評価項目】
技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)のうち,専門的学識,問題解決,評価,技術者倫理,コミュニケーションの各項目
Ⅱ 選択科目
1.「選択科目」についての専門知識に関するもの
【概念 】
「選択科目」における専門の技術分野の業務に必要で幅広く適用される原理等に関わる汎用的な専門知識
【出題内容】
「選択科目」における重要なキーワードや 新技術等に対する専門的知識を問う。
【評価項目】
技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)のうち,専門的学識,コミュニケーションの各項目
2.「選択科目」についての応用能力に関するもの
【概念】
これまでに習得した知識や経験に基づき,与えられた条件に合わせて,問題や課題を正しく認識し,必要な分析を行い,業務遂行手順や業務上留意すべき点,工夫を要する点等について説明できる能力
【出題内容】
「選択科目」に関係する業務に関し,与えられた条件に合わせて,専門知識や 実務経験に基づいて業務遂行手順が説明でき,業務上で留意すべき点や工夫を要する点等についての認識があるかどうかを問う。
【評価項目】
技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)のうち,専門的学識,マネジメント,コミュニケーション,リーダーシップの各項目
Ⅲ 選択科目
「選択科目」についての問題解決能力及び課題遂行能力に関するもの
【概念】
社会的なニーズや技術の進歩に伴い,社会や技術における様々な状況から,複合的な問題や課題を把握し,社会的利益や技術的優位性などの多様な視点からの調査・分析を経て,問題解決のための課題とその遂行について論理的かつ合理的に説明できる能力
【出題内容】
社会的なニーズや技術の進歩に伴う様々な状況において生じているエンジニアリング問題を対象として,「選択科目」に関わる観点から課題の抽出を行い,多様な視点からの分析によって問題解決のための手法を提示して,その遂行方策について提示できるかを問う。
【評価項目】
技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)のうち,専門的学識,問題解決,評価,コミュニケーションの各項目
PDF資料に記載はありませんが、口頭試験では全ての項目(つまり技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)の有無)についてチェックされると思います。
上記の内容はこれまでの試験でも確認されているものではありますが、特にマネジメント、コミュニケーション、リーダーシップのようなカタカナ語ジャンルについて、明記されていることが興味深いですね。総監以外の部門でも総合技術監理のような視点が求められているように思います(しかしそうなると総監との違いが曖昧な感じになりそうですね。。。)。
とにかく平成31年度試験からすべて論文形式となる筆記試験では、
●必須科目Ⅰ(解答用紙3枚)では、「技術部門(建設環境のひとは建設部門)」全般にわたる専門知識、応用能力、問題解決能力及び課題遂行能力に関するものを『専門的学識,問題解決,評価,技術者倫理,コミュニケーション』について表現することを意識しながら記述する。
●選択科目Ⅱ-1(解答用紙たぶん1枚)「選択科目(建設環境のひとは建設環境科目)」の専門技術分野の業務に必要で幅広く適用される原理等に関わる汎用的な専門知識に関するものを『専門的学識,コミュニケーション(←専門的学識だけじゃないんですね)』について表現することを意識しながら記述する。
●選択科目Ⅱ-2(解答用紙たぶん2枚)「選択科目(建設環境のひとは建設環境科目)」についての応用能力(これまでに習得した知識や経験に基づき,与えられた条件に合わせて,問題や課題を正しく認識し,必要な分析を行い,業務遂行手順や業務上留意すべき点,工夫を要する点等について説明できる能力)に関するものを『専門的学識,マネジメント,コミュニケーション,リーダーシップ』について表現することを意識しながら記述する。
●選択科目Ⅲ(解答用紙3枚)「選択科目(建設環境のひとは建設環境科目)」についての問題解決能力及び課題遂行能力に関するものを『専門的学識,問題解決,評価,コミュニケーション』について表現することを意識しながら記述する。
上記のこと、文章ではわかりにくいので表にしてみました。
『専門的学識』がすべての科目で問われていますね、当たり前ですね。
面白いのは『コミュニケーション』も同様にぜんぶの科目で問われています。
逆に『継続研さん』はナシ、これは主に技術士登録後のはなしだと思います。もちろん口頭試験ではその姿勢が問われます。
経験に基づいた実務の実際が試されるⅡ-2では『マネジメント』と『リーダーシップ』がここだけで問われています。
技術士の要である(と私が思っている)『問題解決』は必須科目Ⅰと選択科目Ⅲで問われています。両方とも解答用紙3枚なので、これらの問題に対してはシッカリと問題を分析したうえで、(その問題を解決するという)課題を遂行する過程を表現する解答論文を記述する必要があることがこのことからもわかります。必須科目Ⅰは部門共通の問題と課題、選択科目Ⅲは専門科目特有の問題と課題をぜひ骨子法を活用して論理的にブレのない論文を記述してください(準備してください)。
また、『技術者倫理』が必須科目Ⅰで問われています。部門共通、というかこれはもう技術者共通の倫理について問われるのだと思います。
でもまぁ皆さん1次試験、あるいはJABEE認定課程を経ているわけですからそんなにことさら意識しなくても大丈夫だと思います。
こうしてみると必須科目の出題方式及び内容にいちばん変化があったと言えますね。これまでのマークシートの択一問題とは次元が大きく異なることを自覚してください。
筆記試験の合格発表まで早いものであとひと月ですね。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
神の島 久高島
わたしのブログ投稿記事の閲覧ランキングをみてみると、次年度試験に向けたネタが上位を占めています。次年度試験を受験するひとたちがチェックしてくれているのだと思います。
そんな方たちに向けて今日は投稿してみます。
3月末に日本技術士会から発表された『平成31年度 技術士試験の概要について』というPDFがあります。それによると、平成31年度試験からの技術士第二次試験の評価項目に「技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)」というのが掲げられています。
いったいどういったことなのか、『平成31年度 技術士試験の概要について』から抜粋します。
技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)
●専門的学識
・技術士が専門とする技術分野(技術部門)の業務に必要な、技術部門全般にわたる専門知識 及び選択科目に関する専門知識を理解し応用すること。
・技術士の業務に必要な、我が国固有の法令等の制度及び社会・自然条件等に関する専門知識を理解し応用すること。
●問題解決
・業務遂行上直面する複合的な問題に対して、これらの内容を明確にし、調査し、これらの背景に潜在する問題発生要因や制約要因を抽出し分析すること。
・複合的な問題に関して、相反する要求事項(必要性、機能性、技術的実現性、安全性、経済性等)、それらによって及ぼされる影響の重要度を考慮した上で、複数の選択肢を提起し、これらを踏まえた解決策を合理的に提案し、又は改善すること。
●マネジメント
・業務の計画・実行・検証・是正(変更)等の過程において、品質、コスト、納期及び生産性とリスク対応に関する要求事項、又は成果物(製品、システム、施設、プロジェクト、サービス等)に係る要求事項の特性(必要性、機能性、技術的実現性、安全性、経済性等)を満たすことを目的として、人員・設備・金銭・情報等の資源を配分すること。
●評価
・業務遂行上の各段階における結果、最終的に得られる成果やその波及効果を評価し、次段階や別の業務の改善に資すること。
●コミュニケーション
・業務履行上、口頭や文書等の方法を通じて、雇用者、上司や同僚、クライアントやユーザー等多様な関係者との間で、明確かつ効果的な意思疎通を行うこと。
・海外における業務に携わる際は、一定の語学力による業務上必要な意思疎通に加え、現地の社会的文化的多様性を理解し関係者との間で可能な限り協調すること。
●リーダーシップ
・業務遂行にあたり、明確なデザインと現場感覚を持ち、多様な関係者の利害等を調整し取りまとめることに努めること。
・海外における業務に携わる際は、多様な価値観や能力を有する現地関係者とともに、プロジェクト等の事業や業務の遂行に努めること。
●技術者倫理
・業務遂行にあたり、公衆の安全、健康及び福利を最優先に考慮した上で、社会、文化及び環境に対する影響を予見し、地球環境の保全等、次世代にわたる社会の持続性の確保に努め、技術士としての使命、社会的地位及び職責を自覚し、倫理的に行動すること。
・業務履行上、関係法令等の制度が求めている事項を遵守すること。
・業務履行上行う決定に際して、自らの業務及び責任の範囲を明確にし、これらの責任を負うこと。
●継続研さん
・業務履行上必要な知見を深め、技術を修得し資質向上を図るように、十分な継続研さん (CPD)を行うこと。
となっています。
『平成 31 年度技術士第二次試験に関する出題内容等について』によると、必須科目、選択科目のそれぞれで評価項目が異なっています。下記に貼り付けました。
【A】総合技術監理部門を除く技術部門
Ⅰ 必須科目
「技術部門」全般にわたる専門知識、応用能力、問題解決能力及び課題遂行能力に関するもの
【概 念】
●専門知識
専門の技術分野の業務に必要で幅広く適用される原理等に関わる汎用的な専門知識
●応用能力
これまでに習得した知識や経験に基づき,与えられた条件に合わせて,問題や課題を正しく認識し,必要な分析を行い,業務遂行手順や業務上留意すべき点,工夫を要する点等について説明できる能力
●問題解決能力及び課題遂行能力
社会的なニーズや技術の進歩に伴い,社会や技術における様々な状況から,複合的な問題や課題を把握し,社会的利益や技術的優位性などの多様な視点からの調査・分析を経て,問題解決のための課題とその遂行について論理的かつ合理的に説明できる能力
【出題内容】
現代社会が抱えている様々な問題について,「技術部門」全般に関わる基礎的な エンジニアリング問題としての観点から,多面的に課題を抽出して,その解決 方法を提示し遂行していくための提案を問う。
【評価項目】
技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)のうち,専門的学識,問題解決,評価,技術者倫理,コミュニケーションの各項目
Ⅱ 選択科目
1.「選択科目」についての専門知識に関するもの
【概念 】
「選択科目」における専門の技術分野の業務に必要で幅広く適用される原理等に関わる汎用的な専門知識
【出題内容】
「選択科目」における重要なキーワードや 新技術等に対する専門的知識を問う。
【評価項目】
技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)のうち,専門的学識,コミュニケーションの各項目
2.「選択科目」についての応用能力に関するもの
【概念】
これまでに習得した知識や経験に基づき,与えられた条件に合わせて,問題や課題を正しく認識し,必要な分析を行い,業務遂行手順や業務上留意すべき点,工夫を要する点等について説明できる能力
【出題内容】
「選択科目」に関係する業務に関し,与えられた条件に合わせて,専門知識や 実務経験に基づいて業務遂行手順が説明でき,業務上で留意すべき点や工夫を要する点等についての認識があるかどうかを問う。
【評価項目】
技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)のうち,専門的学識,マネジメント,コミュニケーション,リーダーシップの各項目
Ⅲ 選択科目
「選択科目」についての問題解決能力及び課題遂行能力に関するもの
【概念】
社会的なニーズや技術の進歩に伴い,社会や技術における様々な状況から,複合的な問題や課題を把握し,社会的利益や技術的優位性などの多様な視点からの調査・分析を経て,問題解決のための課題とその遂行について論理的かつ合理的に説明できる能力
【出題内容】
社会的なニーズや技術の進歩に伴う様々な状況において生じているエンジニアリング問題を対象として,「選択科目」に関わる観点から課題の抽出を行い,多様な視点からの分析によって問題解決のための手法を提示して,その遂行方策について提示できるかを問う。
【評価項目】
技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)のうち,専門的学識,問題解決,評価,コミュニケーションの各項目
PDF資料に記載はありませんが、口頭試験では全ての項目(つまり技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)の有無)についてチェックされると思います。
上記の内容はこれまでの試験でも確認されているものではありますが、特にマネジメント、コミュニケーション、リーダーシップのようなカタカナ語ジャンルについて、明記されていることが興味深いですね。総監以外の部門でも総合技術監理のような視点が求められているように思います(しかしそうなると総監との違いが曖昧な感じになりそうですね。。。)。
とにかく平成31年度試験からすべて論文形式となる筆記試験では、
●必須科目Ⅰ(解答用紙3枚)では、「技術部門(建設環境のひとは建設部門)」全般にわたる専門知識、応用能力、問題解決能力及び課題遂行能力に関するものを『専門的学識,問題解決,評価,技術者倫理,コミュニケーション』について表現することを意識しながら記述する。
●選択科目Ⅱ-1(解答用紙たぶん1枚)「選択科目(建設環境のひとは建設環境科目)」の専門技術分野の業務に必要で幅広く適用される原理等に関わる汎用的な専門知識に関するものを『専門的学識,コミュニケーション(←専門的学識だけじゃないんですね)』について表現することを意識しながら記述する。
●選択科目Ⅱ-2(解答用紙たぶん2枚)「選択科目(建設環境のひとは建設環境科目)」についての応用能力(これまでに習得した知識や経験に基づき,与えられた条件に合わせて,問題や課題を正しく認識し,必要な分析を行い,業務遂行手順や業務上留意すべき点,工夫を要する点等について説明できる能力)に関するものを『専門的学識,マネジメント,コミュニケーション,リーダーシップ』について表現することを意識しながら記述する。
●選択科目Ⅲ(解答用紙3枚)「選択科目(建設環境のひとは建設環境科目)」についての問題解決能力及び課題遂行能力に関するものを『専門的学識,問題解決,評価,コミュニケーション』について表現することを意識しながら記述する。
上記のこと、文章ではわかりにくいので表にしてみました。
『専門的学識』がすべての科目で問われていますね、当たり前ですね。
面白いのは『コミュニケーション』も同様にぜんぶの科目で問われています。
逆に『継続研さん』はナシ、これは主に技術士登録後のはなしだと思います。もちろん口頭試験ではその姿勢が問われます。
経験に基づいた実務の実際が試されるⅡ-2では『マネジメント』と『リーダーシップ』がここだけで問われています。
技術士の要である(と私が思っている)『問題解決』は必須科目Ⅰと選択科目Ⅲで問われています。両方とも解答用紙3枚なので、これらの問題に対してはシッカリと問題を分析したうえで、(その問題を解決するという)課題を遂行する過程を表現する解答論文を記述する必要があることがこのことからもわかります。必須科目Ⅰは部門共通の問題と課題、選択科目Ⅲは専門科目特有の問題と課題をぜひ骨子法を活用して論理的にブレのない論文を記述してください(準備してください)。
また、『技術者倫理』が必須科目Ⅰで問われています。部門共通、というかこれはもう技術者共通の倫理について問われるのだと思います。
でもまぁ皆さん1次試験、あるいはJABEE認定課程を経ているわけですからそんなにことさら意識しなくても大丈夫だと思います。
こうしてみると必須科目の出題方式及び内容にいちばん変化があったと言えますね。これまでのマークシートの択一問題とは次元が大きく異なることを自覚してください。
2018年9月13日木曜日
技術士1次試験対策
ご無沙汰しております。
7月の豪雨、8月の猛暑、9月には巨大台風に地震と災害が頻発しています。
全国のひとと試験関連で頻繁に交流するようになり、その皆さんが各地で被災、あるいはその後の災害対応で激務となっている様子が伝わってきます。
なにもできませんがたいへんに案じています。
筆記試験も終わり、わたしの活動も小休止なところがあるのですが、10月の1次試験と11月のRCCM試験を控えて、沖縄ではAPECさんによる技術士1次試験とRCCM試験対策セミナーを開催しました。
内容はこちら
そして1次試験受験生にご案内しますが、SUKIYAKI塾のウエブサイトに、上記セミナーで使用したテキスト、さらにはAPECさんのご自宅PCで録音及び編集した卓上講義動画が公開されています。
ぜひご活用ください。
技術士受験を応援するページSUKIYAKI塾 平成30年度1次試験対策資料
*リンク外しました
1次試験は必死で取り組めばひと月あれば大丈夫、とのことです。諦めているひともいるかもしれませんが、これから試験までのひと月弱、頑張ってみてください。
専門科目の内容は建設部門が中心ですが、たぶん環境部門についても言及していると思います(わたしはまだ見ていませんのでわかりません、すみません)。
なお、講義動画はとても勉強になる内容ですので、1次試験を既にクリアしたひとでもぜひとも聴いてみるとよいと思います。
7月の豪雨、8月の猛暑、9月には巨大台風に地震と災害が頻発しています。
全国のひとと試験関連で頻繁に交流するようになり、その皆さんが各地で被災、あるいはその後の災害対応で激務となっている様子が伝わってきます。
なにもできませんがたいへんに案じています。
筆記試験も終わり、わたしの活動も小休止なところがあるのですが、10月の1次試験と11月のRCCM試験を控えて、沖縄ではAPECさんによる技術士1次試験とRCCM試験対策セミナーを開催しました。
内容はこちら
そして1次試験受験生にご案内しますが、SUKIYAKI塾のウエブサイトに、上記セミナーで使用したテキスト、さらにはAPECさんのご自宅PCで録音及び編集した卓上講義動画が公開されています。
ぜひご活用ください。
技術士受験を応援するページSUKIYAKI塾 平成30年度1次試験対策資料
*リンク外しました
1次試験は必死で取り組めばひと月あれば大丈夫、とのことです。諦めているひともいるかもしれませんが、これから試験までのひと月弱、頑張ってみてください。
専門科目の内容は建設部門が中心ですが、たぶん環境部門についても言及していると思います(わたしはまだ見ていませんのでわかりません、すみません)。
なお、講義動画はとても勉強になる内容ですので、1次試験を既にクリアしたひとでもぜひとも聴いてみるとよいと思います。
AMURO JETの搭乗記念品
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