ここ沖縄では久しぶりに台風の影響もなく、ふつうに暑いさなかで試験が実施されました(室内はもちろんクーラー完備です)。
聞くところによると県外では豪雨や地震などいろいろとあったようです。
皆さん、どうだったでしょうか。
周りの身近な受験生やSUKIYAKI塾の掲示板を覗いてみると、解答に使用する答案用紙の指定枚数が問題ごとに違うことに戸惑ったひとが多いようですね。
試験問題自体についてはざっくり言って、
出題ネタは予想どおり、
要求レベルは順当だったようですね。
それでも問題数が多いために時間内で書ききるのが大変だったと思います。
午前の択一はほぼ過去問を踏襲した内容だったとのことで、ある意味1次試験よりも簡単だったかもしれないと。
試験開始直後はそのことに喜んだものの、15問を解き終わった時点で試験終了時刻までだいぶ余裕があることに気づいたとたん、午後の記述の時間が足りないだろうとの懸念が膨らみはじめ、択一試験に対するギモンというか不満が弾けた、との意見も聞きました。
そういったナマな話を聞くと、試験方法が変更になった初年度受験生のご苦労は察して余りあるなと感じ入った次第です。
それでも試験直後の皆さんの顔を拝見すると、爽やかで晴れやかな表情のひとが多かったので、これは皆さん手ごたえアリだったんだろうなとこちらも嬉しくなりました。
それでは以下に、試験問題(記述もの)を振り返ってみましょう。
未知との遭遇【伊平屋島】
まず、専門知識と応用能力に関しては、専門知識と応用能力がそれぞれ分かれたような出題でした。
専門知識のほうは次の4つから2つを選ぶスタイルでした。
- 環境再生における順応的管理
- 改正環境影響評価法
- 建設リサイクル
- 生態系ネットワーク
建設リサイクル以外は自然環境系のかただったらどれでもOKだったと思います。
とはいっても2つ目を選ぶのは大変だったかもしれません。
そして建設リサイクル、昨年に続いてもう1回きましたね。
9-11 建設環境【選択科目Ⅱ】
Ⅱ 次の2問題(Ⅱ-1,Ⅱ-2)について解答せよ。(問題ごとに答案用紙を替えること。)
Ⅱ-1 次の4設問(Ⅱ-1-1~Ⅱ-1-4)のうち2設問を選び解答せよ。(設問ごとに答案用紙を替えて解答設問番号を明記し,それぞれ1枚以内にまとめよ。)
Ⅱ-1-1 環境再生等における順応的管理の基本的な考え方及びそのプロセスについて述べよ。また,順応的管理を実際の事業で適用する上での留意点を3つ挙げよ。
Ⅱ-1-2 平成25年4月1日から施行された環境影響評価法の主な改正事項を2点挙げ,それぞれの改正の背景と内容を述べよ。
Ⅱ-1-3 建設リサイクルを取り巻く課題を3つに大別して,それぞれ,概要を説明せよ。また,課題を1つ取り上げ,課題解決に資する具体的な対応方法について述べよ。
Ⅱ-1-4 「生態系ネットワーク」の考え方を説明し,ネットワーク形成のための具体的対策を建設環境の技術士の立場から2つ挙げて留意点を述べよ。
Ⅱ-2は次回とします。
では!
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