沖縄では米軍基地の返還に伴って、燃料からくる油ですとか、果てはカドミウム、水銀、PCB、鉛、ヒ素などの有害物質による土壌汚染が発覚することが頻繁にあります。
しかしこれは自然由来とは言えませんので、こっちの設問を選択したひとは沖縄会場にはいなかったのではいかと推察します。
わたしもハッキリ申し上げて門外漢なので、以下、問題文を転記するとともに、参考までに出題のもとになったと考えられるマニュアルへのリンクを貼っておくにとどめます。
建設工事における自然由来重金属等含有岩石・土壌への対応マニュアル
そういえば、択一のほうでも土壌汚染対策法が出ていましたよね(問題文に記載ミスがありました)。
土壌汚染対策法は環境部門の範疇という勝手な思い込みがわたしのなかではあったのですが、建設環境もこれから要注意ジャンルとなったわけですね(わたしの認識が甘かっただけです)。
【石川県金沢市 近江町市場】
Ⅱ-2-2 公共事業の実施に当たって,自然由来の土壌汚染が確認された。当該工事における土壌汚染対策の責任者として業務を推進するに当たり,以下の問いに答えよ。
(1)想定する事業概要と立地条件及び具体的な土壌汚染の内容について記せ。
(2)本工事においては,近隣に処理事業者や処分場が無い。この条件下で対策を選定する手順を述べよ。
(3)上記の手順で選定された措置,その選定理由及び実施上の留意事項について述べよ。
次回はいよいよ選択科目Ⅲです。
では!
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