2020年3月10日火曜日

持続可能な開発目標(SDGs)活用ガイド(第2版)

合格発表から数日が経過し、ようやく日常を取り戻しつつあります。
そろそろ気持ちを切り替えて、令和2年度試験に向けての準備を始めたいですね(私自身に向けたメッセージでもあります)。
4月から始めようなんて考えていたら受験申込書提出の際に焦ることになりますよ。例年よりちょっと締め切りが早いんです。気を付けてくださいね(その昔はGW後だったのになぁ)。
今回残念ながら不合格となってしまったかたの多くは、厳しいようですが受験申込書類の作り込みが浅かったのだと思います。
この反省を踏まえ、ぜひとも今度の試験ではシッカリ書類を仕上げてほしいと思います。
技術士2次試験の受験申込書類は口頭試験で試験官に確認されるとても重要な書類です。
例年、口頭試験の合格率は8~9割ですが、この残念ながら1~2割のかたの不合格要因は、その多くが受験申込書類の記述内容が技術士としての相応しさを満足していないためであるといいます。備えあれば患いなしです。早めのスタートが合格への早道です。
技術士による第3者目線を欲しているかた、そもそも何を書いていいのかがよくわからないかた、他分野他科目から建設環境に乗り換えるかた、総監受験のかた、わたしでよかったら有料ですがお手伝いしますので連絡ください。
令和2年度筆記試験対策添削講座 中期コースのご案内(←出願書類作成コースもあります)

・・・と、つい宣伝になっちゃいました。
今回ご紹介するのは企業向けのSDGs活用ガイドです。
技術士になると所属する組織の重要なポジションを任されることが多くなりますよね。事業・業務としての環境配慮だけでなく、組織の運営・経営面でも環境配慮、持続可能性が求められます。
技術士じゃないから関係ない、なんて言ってはいけません。技術士に相応しいかどうかが評価ポイントですから、技術士を目指すひともぜひとも齧っておいてほしいと思います。

昨年度の試験では部門科目を横断してSDGsについての出題が目立ちました。
昨年に出題されたから令和2年度は出ない、とは限りません。変わらず重要テーマだからです。もちろん企業人の立場としての回答が求められることはないかもしれませんが(総監は別です。総監のひとは要チェックです)、また直接SDGsについて問われなくとも、課題や問題点、解決策や留意点などでネタとして持ち出すと高評価となること間違いなしです。
企業人としての立場でどのようなことができるのか、概要版でもいいのでぜひチェックしてみてください。

Salmon-Safe認証制度のプレゼンパワポ
※オレゴン州の農場や都市部流域においてサーモンの産卵と成長を支援するため、生息流域を保護する目的で作られた制度
【沖縄科学技術大学院大学】

令和2年3月10日
総合政策
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すべての企業が持続的に発展するために「持続可能な開発目標(SDGs)活用ガイド」(第2版)の発行について

 環境省は、持続可能な開発目標(SDGs)に係る取組の進展に寄与することなどを目的として、企業がSDGs達成に向けて取り組む際の手引となるよう「持続可能な開発目標(SDGs)の活用ガイド」を平成30年6月に作成しています。この度、その第2版を発行しましたので、お知らせします。
 今回の改正では、SDGsを取り巻く国内外の情勢の変化や進展を反映するとともに、第五次環境基本計画(平成30年4月閣議決定)で提唱した「地域循環共生圏(ローカルSDGs)」や「ESG地域金融」などの関連情報をより詳細に記載しました。さらに第2版では、ケーススタディ事例を更新し、優良事例、参考となるガイドライン・ツール・各種支援制度などを新たに追加しています。
 本編、資料編ともに、環境省HPからダウンロードして、閲覧・利活用することが可能です。
【ガイドの特徴・構成】
 本ガイドは、SDGsについてこれまで特段の取組を行っていない、あるいはSDGsに関心を持ち何か取組を始めてみようと考えているような企業で、とりわけ職員数や活動の範囲が中小規模の企業・事業者に活用いただくことを目的としています。このため、地域経済を支え、地域の活力の中心となって活動しているこれからの方々の目線で眺め、使いやすい内容となることを意図して構成しています。
 また、SDGsには17のゴールがありますが、本ガイドにおいては、環境保全と関係の深いゴールや取組を中心に扱っています。例えば、4(教育)、6(水・衛生)、7(エネルギー)、11(都市)、12(持続可能な生産と消費)、13(気候変動)、14(海洋)、15(陸域生態系・生物多様性)、17(実施手段・パートナーシップ)に係るものです。
 本ガイドの構成は、本編と資料編の2部構成です。
 本編では、企業を取り巻く社会の変化やSDGsを巡る国内外の動きなどを紹介するとともに、企業の持続可能性に関わる動き、SDGsに取り組むための具体的な方法をケーススタディの事例や取組手順を具体的に示しました。SDGsへの理解を深め、そして実践へとつなぐためのガイドとなっています。
 資料編では、SDGsに取り組むに当たり、活用しやすいガイドライン・ツール・各種支援制度、企業のSDGsに対する意識調査結果、企業の取組とSDGsの紐付け、取組事例の紹介などをまとめています。
 いずれも環境省のホームページから自由にダウンロードして御利用いただけます。
(環境省WEBリンク先)
 環境省/総合環境政策/環境と経済/環境に配慮した事業活動の促進
・持続可能な開発目標(SDGs)の促進

添付資料

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