つづいて「選択科目」に関する応用能力について試される選択科目Ⅱ-2です。
ナントどちらも国立公園関連でしたね(驚)。1つ目は施設の長寿命計画策定、2つめは大規模牡蠣拡張候補地の区域拡張に向けた調査でした。
自分ならどっちを選択するのか考えてみましたが、どちらもなかなか難しいですね。建設部門の技術士としては1問目の施設の維持管理モノになるか、はたまた環境調査の専門家としては2問目の調査モノにするか。。。やっぱり悩ましいですね。皆さんはスッと選べましたか?
Ⅱ-2 次の2設問(Ⅱ-2-1,Ⅱ-2-2)のうち1設問を選び解答せよ。(青色の答案用紙に解答設問番号を明記し,答案用紙2枚を用いてまとめよ。)
Ⅱ-2-1 国立公園事業施設の長寿命化対策は,自然公園等施設長寿命化計画策定指針に基づき,自然公園等施設長寿命化計画の策定と運用により推進している。ある国立公園の集団施設地区で自然公園等施設長寿命化計画を策定することになった。この業務を担当責任者として進めるに当たり,下記の(1)~(3)の問いに答えよ。なお,対象施設は次のとおりとする。
○対象施設
園路広場 木道,デッキ,道路橋,人道橋 30
建築施設 ビジターセンター,炊事棟,四阿 10
管理・サービス施設 転落防止策,標識,落石防護柵 40
設備施設 照明施設,受変電施設 5
その他施設 擁壁 10
合計 95
(出典:環境省自然環境局自然環境整備課「自然公園等施設長寿命化計画策定指針」
平成29年3月)
(1)本業務において,調査,検討すべき項目について説明せよ。
(2)業務を進めるために必要な手順を示し,留意すべき点,工夫を要する点を述べよ。
(3)業務を効率的,効果的に進めるための関係者との調整方策について述べよ。
阿蘇くじゅう国立公園
【熊本県阿蘇市】
Ⅱ-2-2 2030年までに陸域と海域の30%以上を保護地域等で保全することを目指す国際目標の達成等に対処するため,環境省により2010年に実施された「国立・国定公園総点検事業」のフォローアップが行われ,国立・国定公園の新規指定・大規模拡張候補地としての資質を有する地域が選定された。この結果を踏まえ,ある国立公園の大規模拡張候補地の区域拡張に向けた調査を実施することとなった。この業務を担当責任者として進めるに当たり,下記の(1)~(3)の問いに答えよ。
(1)本業務における調査,検討すべき事項について説明せよ。
(2)業務を進めるために必要な手順を示し,それぞれの留意すべき点,工夫を要する点を述べよ。
(3)業務を効率的,効果的に進めるための関係者との調整方策について述べよ。
R7年度筆記試験のコメント評価をしています。
第3者目線での評価を欲している方はぜひどうぞ。
0 件のコメント:
コメントを投稿