実質的にあと2ヶ月です。
これから筆記試験終了の瞬間まで、スケジュール管理、情報管理、体調管理、つまるところ自己管理、と「管理」を常に意識して自分に対峙してください。
.....実はすべて私自身へのメッセージになっています。
とにかく我武者羅に勉強するのはもちろんですが、時間もないことですから優先順位を常に意識して効率的に筆記試験用の頭と体に仕上げていってください。
月桃のつぼみ【沖縄県東村にて】
わたしが昨年1年間にいろんなかたたちを指導してきたところ、筆記試験を突破するためのカギは大きく4つに集約されるのではないか、と感じるようになりました。
この、筆記試験突破のカギについて、これから数回のシリーズに分けて連載します。
当たり前のようなことを書きますが、問題文で答案論文に記述することが求められていることをちゃんと書かなければいけません。
いくら記述試験とはいえ、そもそも訊かれてもいないことに対して(用紙のマス目を埋めるだけのために)受験者の勝手な文章を書いていてはダメです。
最近の出題傾向として、特に建設一般のほうでは「問題文の長文化」があります。
問題文を読んでいるうちに、何が問われているのか(つまり何を書かなければいけないのか)がわからなくなってしまいます。
実は合格論文でも設問にある要求事項に100%応えている論文はそんなにありません。
そうはいっても90%以上は満たさないと合格は厳しいでしょう。
技術のあるなしよりも、この「問題文読解力」がないひとが意外にも多いのではないかと思います(もちろん問題文読解力も技術のうちのひとつです)。
まとめますと、不合格要因の1番目として「問題文を読み違えてしまう」があります。
骨子法的に考えると、
「合格レベルの論文を書く」という課題に対して、
それを阻むボトルネックとして「問題文を読み違えてしまう」という問題点がある、
というわけです。
次回は、この問題点を解決する策、つまり解決策について書きます。
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