2021年5月23日日曜日

環境部門(自然環境保全)の要チェック分野まとめ(Ⅲ)

わたしの住む沖縄にも緊急事態宣言が発出されました。何回目でしたっけ。。。感覚的にだいぶ麻痺してきましたが、1年前と比べて良くなったのか悪くなったのかサッパリわかりません。新規感染者数も毎日過去最高を更新し続けているし、イギリス型の変異株に置き換わったらしいですし、良くなっている兆しはないのかもしれませんね。。。

とかなんとか言っている間にも時間だけはしっかりと過ぎてゆくものでして、早くも試験まで残すところあと7週となりました。
皆さん、追い込んでいますか?
添削依頼が例年以上に頻繁にあるので、皆さん頑張っておられるんだなとわたしも励まされているところです。

というわけでさっそく本題の試験対策のほうに参りましょう。本日は環境部門自然環境保全の選択科目Ⅲを取り上げます。
選択科目Ⅲは「社会的なニーズや技術の進歩に伴う様々な状況において生じているエンジニアリング問題を対象」に出題されます。
では具体的にどういったことが出題されていたのか見ていきましょう。

R2
①事業者による生物多様性保全
②高山植物の衰退

R1
①地域のエコツーリズム推進
②生物多様性地域戦略

H30
①再生可能エネルギー導入
②侵略的外来種対策

H29
①世界自然遺産登録地
②自然公園におけるユニバーサルデザイン

H28
①生物多様性地域戦略
②自然公園の利用促進と保護

H27
①里地里山における生物多様性
②外来生物対策

H26
①多様な主体による協働
②絶滅危惧種の保全策

H25
①生物多様性国家戦略
②再生可能エネルギー

出題ジャンルはほぼ決まっていますね。
自然環境保全なので、
1に生物多様性
2に自然公園
これに尽きます。
生物多様性についてはさまざまなシチュエーションが年度によって変化しているだけです。
なお時折問われる再生可能エネルギーについては、もちろん自然環境保全の技術士として回答するわけですから、当然「生物多様性」や「景観」の保全という観点からの課題と解決策を展開してくださいね。環境部門共通の必須科目Ⅰとは違う意識で書かないと痛い目に合うかもしれません(合わないかもしれませんが)。

わたしの予想(というか希望)は、先だって沖縄奄美が世界自然遺産として登録することが相応しいとIUCNから勧告されたというニュースがあったばかりですので、ここはぜひ世界自然遺産地の維持管理について問われたら嬉しいですね(さすがにまだ早いかな?R4年度ネタですかね)。
それからR2年の環境白書は「気候変動×防災」がテーマでしたので、ここは満を持して生態系を活用した防災減災(Eco-DRR)が出題されてもいいんじゃないでしょうか(本命?)。
そしてこれはネタとして話半分で聴いていただいていいのですが、昨年度受験の際にわたしが密かに準備していたものに国立公園・温泉地でのワーケーションというのがあります(ハッキリ言って穴です(笑))。でも出題されたら総どりまちがいなしです!
どうなりますかね、って完全にわたしの希望にすぎませんね。

ロードキル対策
【世界自然遺産登録候補地の西表島にて】

とにかく基本的なことですから(そして選択科目Ⅱ-1、Ⅱ-2対策にもなりますので)、生物多様性国家戦略、生物多様性地域戦略、外来種対策、自然公園(国立公園)・世界自然遺産登録地・ラムサール条約湿地等の維持管理、についてはしっかり整理、理解したうえで試験に臨んでください

わたしの講座です。論文の添削を受けたい方はぜひどうぞ。

0 件のコメント:

コメントを投稿